病気・心の状態を知る
アルコール使用障害:お酒が問題になるとき
危険な飲酒とアルコール依存のサイン、お酒を減らす方法、相談できる場所を紹介します。
最終確認日: 2026-09-24
どこからが問題?
お酒そのものより「飲み方」が問題を生みます。飲む量や回数が増え、コントロールが難しくなり、飲酒のせいで健康・仕事・人間関係に問題が起きても飲み続けるなら、アルコール使用障害かもしれません。
- 危険な飲酒:まだ大きな問題はないが、健康を害し得る量を飲んでいる
- 有害な飲酒:飲酒によって心身や生活にすでに害が出ている
- アルコール依存:お酒をコントロールできず、飲まないと離脱症状が出る
アルコール依存のサイン
- 最初に思っていたより多く、長く飲んでしまう
- 減らそう・やめようとしてもうまくいかない
- 同じ効果を得るのにより多く飲む必要がある
- 飲まないと手の震え、冷や汗、不安、不眠が出る
- お酒のために約束、仕事、家族との時間をあきらめる
- 記憶をなくすことを繰り返す
長く大量に飲んできた人が急にやめると、重い離脱症状(けいれん、せん妄)が起こることがあり危険です。依存が疑われる場合は、一人でやめるより医療機関の助けを受けてください。
お酒を減らす方法
- 飲む前に今日飲む量を決め、杯数を数えます。
- お酒の合間に水を飲み、空腹で飲まないようにします。
- 週に2日以上は飲まない日を作ります。
- ストレスをお酒で発散する習慣があれば、運動や散歩、会話など別の方法を探します。
- 飲み会で断る言葉を前もって用意しておきます。(「最近健康のために控えているんだ」)
相談できる場所
- 精神科やアルコール依存症の専門医療機関:離脱症状の管理や、飲酒欲求を減らす薬物療法を受けられます。
- 各都道府県の精神保健福祉センターや保健所:アルコールの問題について本人や家族が無料で相談できます。
- 自助グループ(断酒会、AAなど):同じ悩みを持つ人たちが支え合う集まりです。
- 韓国にお住まいの方:全国の中毒管理統合支援センターで無料の相談と回復プログラムを受けられます(1577-0199)。
参考資料
- 世界保健機関(WHO)AUDIT: The Alcohol Use Disorders Identification Test (2001)
- 厚生労働省 依存症対策
この記事は一般的な情報を提供するもので、医学的診断や法的助言に代わるものではありません。